2017年12月 児童書新刊(低学年・中学年)

※出版社HPに対象学年が載っていない本は、内容とページ数から推測して分類しています。
※掲載は50音順です。内容紹介は基本的にAmazonから引用しています。

低学年~

うみのとしょかん チンアナゴ3きょうだい

本好きのアオザメと、図書館員のヒラメが主人公。
図書館にやってくる生きものたちの、4つの小さなおはなしに分かれています。
第54回講談社児童文学新人賞佳作でデビューした葦原かもさんの大人気作『うみのとしょかん』の続編です。

おしごとのおはなし お笑い芸人 なんでやねーん!

お笑い芸人って、明るいお調子者なら誰でもできるんじゃないの? そんなふうに考えていたのなら、大間違い! 芸人さんたちのかげの努力が楽しく読めて理解できる物語です。

おしごとのおはなし 保育士 なないろランドのたからもの

ななは小学3年生。放課後は、学童保育「レインボークラブ」で、となりの保育園の子どもたちと過ごしている。
小さい子はかわいくて大好きだけど、ににちゃんという子は、お友達の絵をやぶいちゃったり、大泣きしたり、とってもたいへん。なにかできることはないかな……?

おとのさま、小学校にいく

ランドセルを背負う子どもたちを見て、どうしても小学校に行きたくなったおとのさま。校長先生にお願いをして、1日だけ授業に参加できることになりました。ランドセルや文房具も揃えて、はりきって登校するおとのさまでしたが、授業が始まると、またいつものいたずら心に火が着いてしまい……。
はたして、おとのさまは1年1組のみんなと仲良くなれるのでしょうか……?

月のしずく

人は「永遠」に憧れます。でももちろん、生きていると、さまざまな変化を経験します。出会い、別れ、喪失……幸せな時間をずっととどめておきたいと思っても、変化は必ずやってきます。本書に出てくる少女は、大好きだった人(お母さん)を亡くしたばかり。その幸せだった時の記憶を失いたくなくて、夜も眠らずに起きています。そんな少女が、本当の永遠と自分の明日を少し信じられるようになるまでが、本書では描かれます。『いつでも会える』のテーマを別の角度から深く掘り下げた1冊です。

ひみつのきもちぎんこう かぞくつうちょう できました

「なんでぼくばっかりおこられるんだよ!」ひかるがそんなふうに思ったとき、ジャラーン! 頭の上のほうからへんな音がきこえました。なぞの地図をたよりにすすむとそこは“きもちぎんこう”でした。“かぞくつうちょう”が、青コインでいっぱいになるとどうなっちゃうの? 小学校1・2年向け。

中学年~

3分間ノンストップショートストーリー ラストで君は「まさか! 」と言う デジャヴ

ホラー、青春、ミステリー、ファンタジー…たっぷり30話! 3分で読めるショートストーリーだから、朝読にもぴったり。ラストは「まさか!」なエンディングが待っている!

3分間ノンストップショートストーリー ラストで君は「まさか! 」と言う 望みの果て

ホラー、青春、ミステリー、ファンタジー…たっぷり30話! 3分で読めるショートストーリーだから、朝読にもぴったり。ラストは「まさか!」なエンディングが待っている!

暗号クラブ 11 暗号クラブ vs. スーパー★スパイ・クラブ

暗号クラブの5人は、マットが作った「スーパー★スパイ・クラブ」と暗号解読ゲームで対決することに。新しくマットとデヴの仲間に加わったのは、ホームズファンでスポーツ少女のホイットニーだ。ところが、スタッド先生が用意した問題を解いていくうちに、本物の事件が起こってしまう! 2つのチームは、協力して謎を解けるのか―!? 体験型なぞ解き冒険ミステリー・シリーズ第11巻。

お母さんの生まれた国

未来は、お母さんの生まれた国カンボジアへ。カンボジアでは四十年ほど前に内戦があり、家族をなくしたお母さんは、難民として日本にきたのだ。物売りの少女に幼いお母さんの姿が重なる。首都プノンペンは近代的な街に生まれ変わっていた。でも、お母さんはなつかしそうに「街のにおいは、全然変わらない」と言った――。

科学探偵 vs. 学校の七不思議

花森小学校に転校してきた天才少年・謎野真実。
クラスメートの宮下健太とともに、学校でうわさの七不思議の謎に、科学の力で挑む。
3カ月に1度歩き出すという「歩く人体模型」、春の夜にだけ音楽室の絵が笑う「笑うベートーベン」、3秒以上見ると10日以内に死が訪れるという「トイレの血まみれの手」……。
真実は、見事すべての謎を解き明かすことができるのか。
謎解き推理小説の新シリーズ開幕!

科学探偵 vs. 呪いの修学旅行

謎解き推理小説シリーズ第2弾!
健太たち花森小学校の6年生は、修学旅行で京都へ。死んだ人が生き返るという「死者が戻る橋」、古い旅館にひそみ犠牲者をあの世へ連れ去る「呪いの逆さ少女」、壁に浮き出た鬼の形をした染みがさまざまなお告げをする「鬼がささやく寺」……。
健太たちが遭遇するさまざまな怪奇事件に、天才少年探偵・謎野真実が科学の力で挑む。
果たしてすべての謎は科学で解けるのか?

最後のオオカミ

孫娘からパソコンの使い方を教わったマイケル・マクロードは、インターネットで自分の家系を調べることにした。やがて遠い親戚からメールが届き、ひいひいひいひいひいおじいさんのロビー・マクロードがのこしたという遺言書を見せてもらう。それは「最後のオオカミ」と題された回想録で、むごい戦争の時代を、ともに孤児として生きぬいた少年とオオカミの物語だった。小学中級から。

図書館につづく道

あなたが初めて図書館に行ったのはいつですか? この本は、架空の町、深山町の図書館へ通う子どもと大人たちの物語です。舞台は、我が故郷のお茶の香りがする牧ノ原台地をイメージしました。 図書館を舞台に繰り広げられる、等身大の人たちの、様々な悩みと喜びの物語を、そっとのぞいてみてください。そして、あなたが初めて図書館への道をたどった日を思いだしてくださいね。 深山図書館へようこそ!

プティ・パティシエール とどけ! 夢みる花束クレープ

ボンジュール! わたし、マリエ。遠いフランスでのパティシエール修業は、毎日おどろきでいっぱい! 大好きなクレープにも、すてきな発見がたくさんあったの♪ 日本にいる家族にも、話してあげたいなあ。おうちでできるお菓子のレシピ付き!

ぼくらのジャロン

そんとく、しょうま、げんちゃんの三人組は、ある日、川原で、作りかけの、ふしぎな像を見つける。石を積み上げて作ったそれは、やがて鎧をまとい、剣を、高くかかげた姿になっていった。いったいだれが、いつ、なんのために作っている? そんとくたちは、像を「勇者X」と名付けて探るうちに、思いがけないことがつぎつぎと…。

ぼくらの山の学校

学校や家での居場所をなくしつつある壮太。ある日、ふとしたきっかけで「山村留学センター」を知り、13人のメンバーと共同生活をはじめることに。そこでは、のびのびとした毎日が待っていた。

坊っちゃん (10歳までに読みたい日本名作)

小さなころからわんぱくだった主人公の坊っちゃんは、正義感が強く、まっすぐな人間に成長します。やがて教師になった坊っちゃんですが、学校ではいたずらずきの生徒たちや、個性ゆたかな先生たちが待ち受けていて――。
正義をつらぬこうと奮闘する坊っちゃんの物語を、親しみやすくお届けします。

~おすすめポイント~
1、オールカラーイラストで、近代文学がぐっと身近に
1冊に50点以上ものカラーイラストを掲載。お話の世界に入りこむ手助けをします。
2、物語をわかりやすく紹介「物語ナビ」
登場する人物の紹介、坊っちゃんが赴任する四国のイメージマップなど、本を読む前にイメージがわく「物語ナビ」つき。お話の世界にいざないます。
3、小学生向けに、言葉の解説入り
小学生が楽しめるように現代仮名遣いにし、難しい言葉や表現は、注釈で補足しています。

魔法探偵ジングル 消えた雪の少女

レンガづくりの町並みが美しいディンドンシティー。ベルという少女に出会ったジングルは、家出した彼女の友人を一緒に探すことになる。だが、事件はおもわぬ方向に発展していって…!?
フツーの冒険じゃつまらないきみへ!! 魔界で起きた雪の少女誘拐事件を解決せよ!! クイズ暗号付き。

魔法の庭ものがたり21 うらない師ルーナと三人の魔女

冬のマーケットで「うらない屋さん」をひらくことにしたジャレット、スー、エイプリル。ところが、有名なうらない師、ルーナもお店をだすのだといいます。ルーナは村にやってくると、ジャレットに「自分のほんとうの気もちがわかる薬」を注文しました。人の気もちをいいあてるのは得意でも、かんじんの自分の気もちがわからないことがあるというのです。ふしぎに思う三人ですが、やがてその意味を知り、新しいうらないを思いつきます。

ミオととなりのマーメイド パーティーは海のお城で。

人魚のルナにさそわれて、ミオは海のお城でひらかれるダンスパーティーへ―。さあ、ドレスアップしなくちゃ!
新シリーズ、第2弾! 魔法のくしで髪をとかすと、人魚になれる! 少女ミオのものがたり。

モルモット・オルガの物語

オルガは、物語をつくるのが大好きなモルモット。ペットショップからオガクズ家へとやってきました。じぶんだけの小屋があるし、タンポポだっておもうぞんぶん食べられます。ネコのノエル、ハリネズミのファンジオ、カメのグレアムという友だちもできて、にぎやかな毎日がはじまりました。だけど、楽しいことにはトラブルもつきもので…。「むかしむかし、モルモットは月へいったのです…」空想好きのモルモットのお話は、とまりません。
かくれた名作第1弾。“くまのパディントン”のマイケル・ボンドが描く! クラシカルでコミカルな動物ファンタジー。

オルガとボリスとなかまたち

オルガはこのごろ、なんだか元気がありません。気晴らしにとやってきた海辺で、1ぴきのハンサムなモルモットに出会いました。物語が大好きなオルガに、ドキドキするようなお話をきかせてくれたボリス。2ひきはとてもなかよくなりますが、つぎの日になると、ボリスのようすがすっかりかわっていて…。「むかしむかし、モルモットには長いあしがあったのです…」あいかわらず、オルガは物語を語ります。おちゃめなモルモットが、恋をした!?
かくれた名作第2弾。“くまのパディントン”のマイケル・ボンドが描く! クラシカルでコミカルな動物ファンタジー。

ライオンつかいのフレディ

サーカス団長がアシスタントをさがしていることを知ったフレディは、夏休みのあいだ、サーカスで働かせてもらうことになった。働き者のフレディは、てきぱきと仕事をこなし、みんなからの評判がよい。サーカスの出し物の手伝いもさせてもらえることになったフレディ。ついには、ライオンつかいの仕事も? 小学中級から。

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