2018年2月 児童書新刊(中学年~)

※出版社HPに対象学年が載っていない本は、内容とページ数から推測して分類しています。
※新装版・復刻版・愛蔵版および、Amazonに書影と内容紹介がなく、出版社HPにも情報がないものは除いています。
※掲載は50音順です。内容紹介は基本的にAmazonから引用しています。

川のむこうの図書館

「図書館は好きじゃないんだ」小学校六年生の竜司は、図書館に苦い思い出がある。土器のかけらをきっかけに、竜司は、美紀、悠人と遺跡の調べ学習に取りくむことに。図書館へ通ううち、いつしか、竜司の中で何かが変わっていく…
「坂の上の図書館」に続く、もうひとつの物語。

グドーさんのおさんぽびより

グドーさんは、おさんぽすること、本を読むこと、音楽を聴いたり、演奏したりすること、それから絵を描くことが大好きなおじさんです。同じ趣味をもつイカサワさんというおじさんと、キーコちゃんという女の子とはとくべつなかよしで、きょうも3人はなかよく連れだって、ふらりと外へ出かけていきます。ぶらぶらさんぽしながら、おしゃべりしたり、お茶したり、自由気ままに過ごします。これは、そんな3人がおりなす、のどかで楽しい日常と、ちょっとしたできごとをつづったお話集です。

言葉屋5 いろは暗号歌

「言葉屋」シリーズ初の長編物語!
言わなきゃよかったな…と、後悔しているあなたへ贈ります。
言葉屋修行中の詠子は、中学に入って初めての春休み、言葉屋で同級生の語くんの提案で「言葉屋会議」をするはずだった…。
しかし、ある言箱をねらった「秘密あらし」出現で、詠子たちは暗号解読にいどみます!
朝日小学生新聞から生まれた人気小説シリーズ第5弾。

さよなら、ぼくらの千代商店

どこかであなたを待っている人がいる―すがすがしい感動作!
「ここではないどこかに行きたい」そう願った4人の小学生に起こった小さな奇跡――。
懐かしさと優しさに包まれたとき、新しい一歩が踏み出せる。
2016年6月~9月まで、毎日小学生新聞に好評連載されたシリーズに、加筆修正を加えた作品。

三びきのクマ トルストイショートセレクション

『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』などの長編や民話『イワンの馬鹿』、人間の生き方を描く『人間論』などで知られ、道徳的な権威としても影響力を持つトルストイの、豊かな人間性が感じられる短編を8編セレクト。

なみきビブリオバトル・ストーリー2

11月18日、並木小学校は熱気につつまれていた。この日は学校公開日。四年二組でビブリオバトルがおこなわれるのだ。
「今度はぜったい、うそのチャンプ本なんていわせない」と珊瑚。
「これも忍者になるため、なにごとも修業だ」と吉樹。
「だって、どうしても、本のことで負けたくないんだもん」とセイラ。
「伝えたいことあるんだ、おねえちゃんのリベンジじゃない」と碧人。
4人の思いはとどくのか―新たな「なみきビブリオバトル・ストーリー」、はじまる!

パイパーさんのバス

パイパーさんは、路線バスの運転手。ある日、迷い犬がアパートまでついてきて、そのうえ、ねことひよこもやってきて、一緒にくらすことになりました。ひとりぐらしがさびしくなくなったパイパーさんでしたが、大家さんに、動物たちを追い出すようにいわれてしまい…? 中古のバスに乗って、動物たちの新しい家をさがしに旅にでたパイパーさんの、ほのぼのとした、心あたたまるお話です。

ぼくの同志はカグヤ姫

かぐや姫がもたらした不老不死の薬が富士山の頂上にかくされている。この薬は地球だけでなく、宇宙全体に影響をおよぼすひみつがあるという。そう教えてくれたのは、ぼくの前にあらわれたカグヤ姫・天竹かおり。そして、宇宙のわるガキ・モンチがこの薬をねらっている!?ぼくはかおりとともに、富士山頂でのたたかいにいどむことになった!

ぼくのパパは一本足 ふたりの最強ルール

トーマスのパパは、子どものころに左足をなくしましたが、大きくなってから、パラサイクリングのチャンピオンになりました。トーマスは、そんなパパの物語を本にまとめて、学校のクラスメイトたちに読んでもらいたいと、願っています。
作家のフランツ、イラストレーターのマルコ、マジシャンのレオ。3人の助っ人をむかえて、パパの物語を書こうとするトーマス。どう書きだしたらいいか、パパの古い白黒写真を見ていると、いつのまにか過去にタイムスリップしてしまいました! トーマスは、パパが大切にしている「自分に負けないためのルール」があることを知り……。

星のジュエル 運命のジュエル

つややかな髪に視線がくぎづけ! ジャミンタ姫が主人公
丘の上の宮殿に次つぎに馬車が到着して…
世界じゅうの王族たちが、皇帝のお誕生日のお祭りへやってきました!
不思議なパワーをひめた、運命のジュエルとの出会い…ロマンチックな物語のスタートです。

本当にあった? 恐怖のお話 怪・闇

幽霊、不条理、嫉妬…児童文学界の著名作家10人が描く!著者自身が経験したり、見聞きしたりした世にも恐怖の短編アンソロジー。

マネキン人形 (怪談5分間の恐怖)

全国の教育現場で怪談を語る道徳授業を展開中の怪談師による怪談短編集シリーズ
1話5分以内で読み切れる実話の怪談が次々と読者にせまりくる!

魔法のフラワーショップ1ヴァイオレットと秘密の合言葉

アビゲイルおばさんのフラワーショップでお手伝いをするヴァイオレットは、おばさんとお客さんの奇妙な会話を聞いてしまいます。その会話のヒントを探すヴァイオレットは、ある日、不思議な本を見つけました。本を開いてみると、中から花がうかびあがり、さらにかおりもただよってきて…。なんとそれは、ヴァイオレットにしか見えない魔法の本だったのです。

マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック

ダウン症のある息子マルコとの関係を、ラテンアメリカ出身のイラストレーター・グスティが、父親の視点から、かざらない言葉と、ユーモアあふれるイラストで誠実に描きだした作品。

妖怪一家の温泉ツアー

巨大化して、人をおどろかせたい見越し入道のおじいちゃんとガブリ、パックンとなんでも食べちゃうやまんばおばあちゃんが人間たちの老人会温泉ツアーに参加。どうなる!?こっそり団地生活をはじめた7人の妖怪たちの物語。

ルソンバンの大奇術

ルソンバンは誰にもまねのできない雷のマジックで、町の劇場のスターでした。ところが、たった一度の失敗で、彼は、名声も、雷のマジックも、すべてを失ってしまいます。
それから20年。人々からも忘れられ、ほそぼそと、町のカフェで手品をする日々を送っていたルソンバンでしたが、少年テレピンと、野良犬ベレとの出会いをきっかけに、少しずつマジックへの熱意と自信を取り戻していきます。そんなある日、ベレがキケンな犬と勘違いされ、ケイサツに連れていかれてしまいます。マジックを駆使した、ルソンバンの痛快な冒険が幕を開けます。

笑い猫の5分間怪談(13) さよならをもう6回

アリサはバレンタインに陽大に告白したのに、お返しどころか返事さえもらえていない。それをドーナツ店でミサキにぐちってると、柏崎にフラれたタクトが登場し、三人で床下になぞの扉を発見する。すると、そこから陽大と柏崎の声が…。「おりておいで~。占いの館やってるよ~」って怪しすぎ!笑い猫が6匹の最終巻!1話5分で読める、たのしい怪談集。