※2月に発売した絵本のうち、赤ちゃん絵本、知育・学習絵本、キャラクタ絵本、大人を読者対象とした絵本などを除き、絵と物語をたのしむ形式のもの(推測)をピックアップしました。
※掲載は50音順です。内容紹介は基本的にAmazonから引用しています。
目次
- 『あかちゃん新社長がやってきた』マーラ・フレイジー
- 『うでのいいくつや』くすのきしげのり[作] 澤野秋文[絵]
- 『おしりたんてい あやうし たんていじむしょ』トロル
- 『おばあちゃんとおんなじ』なかざわくみこ
- 『おみせやさんでんしゃ』林木林[作] いまいずみやすこ[絵]
- 『キノキノとポキの ふしぎなみ』種村有希子・種村安希子
- 『ぎょうれつのできるチョコレートやさん』ふくざわゆみこ
- 『さやかちゃん』くすのきしげのり[作] こばようこ[絵]
- 『じてんしゃ がしゃがしゃ』かさいまり[作] 山本久美子[絵]
- 『ぜったいいぬをかうからね』ローレン チャイルド
- 『そらから ぼふ~ん』高畠那生
- 『たぬきの花よめ道中』最上一平[作] 町田尚子[絵]
- 『チトくんと にぎやかな いちば 』アティヌーケ[作] アンジェラ・ブルックスバンク[絵]
- 『でんしゃにのるよ ひとりでのるよ』 村せひでのぶ[作] 宮澤ナツ[絵]
- 『のどぼとけさん』尾崎美紀[作] ささきみお[絵]
- 『はじめての はじまり』中川ひろたか[作] 中野真典[絵]
- 『はなちゃん おとなになります』千葉智江
- 『ぼく ぱぐ』かなざわまゆこ
- 『まちあわせは木のところ』牛窪良太
- 『やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ』なかやみわ
- 『やさしいたんぽぽ』安房直子[作] 南塚直子[絵]
『あかちゃん新社長がやってきた』マーラ・フレイジー
あかちゃん社長に大ピンチ! しんにゅうしゃいんは、実は、新社長だったのです!
新社長のいばり方といったら、あかちゃん社長の比ではありません。でも、ママとパパは、楽しそう。新社長には、オーガニックミルクや、アロマテラピー、専用車など至れり尽くせり。社長の座を追い落とされて我慢ならなくなった、元あかちゃん社長は、ついに大胆な行動に出るのですが……!
『うでのいいくつや』くすのきしげのり[作] 澤野秋文[絵]
うでのいいくつやがつくるくつは、はきやすいとひょうばんでした。でもむすこのイデアは、じぶんこそがいちばんのくつしょくにんだとかんがえて…?
『おしりたんてい あやうし たんていじむしょ』トロル
おしりたんてい あやうし たんていじむしょ (おしりたんていファイル)
おしりたんていのすむ町に、名探偵を名乗るなぞの男がやってきた。新しくできた探偵事務所にいるその男に会いに行くおしりたんてい。すると、どちらが真の名探偵なのか、勝負することに。結果は、まさかの……。しかし、その男には、あやしいところがたくさんあるのです。手に汗握る推理対決や、意外な結末など、読者が謎を解きながら楽しめる、推理読み物シリーズ第6弾です。表題作ほか、全2話収録。
『おばあちゃんとおんなじ』なかざわくみこ
「おばあちゃんによく似てる」といつもいわれているなっちゃん。「わたしって、おばあちゃんみたいなかおしてるかなあ…」と、ちょっと疑問におもっています。
ある日おばあちゃんといっしょにお買い物にでかけて、迷子になりかけたなっちゃん、おばあちゃんのないしょの場所を教えてもらうことになって……。
ふたりのやりとりがなんとも微笑ましくなる、しみじみあたたかな一冊です。
『おみせやさんでんしゃ』林木林[作] いまいずみやすこ[絵]
八百屋、花屋、パン屋など、こどもたちにもおなじみの“おみせやさん”が電車になって、夜空に向かって飛び立ちます。月ではうさぎに野菜を売り、火星ではパン屋が大繁盛。とある星では、困っている彦星に出会って…。
『キノキノとポキの ふしぎなみ』種村有希子・種村安希子
ビチャ! ある冬の日、ワタリドリが森に飛んできて、べっちょり、フンを落としていきました。木がフンだらけになって、こびとのキノキノは大騒ぎ! すぐに隣の木に住んでいるポキがやってきました。ふたりで掃除しましたが、ベトベトでとれません。だけど、このやっかいなフン、ただのフンではなかったのです。キノキノが一生懸命お世話をすると、素敵なことがおこり……。
『ぎょうれつのできるチョコレートやさん』ふくざわゆみこ
いたずらっこで好奇心が旺盛なシマリスくん。 引っ込み思案で慎重、でも心優しいキタリスくん。 ある日、ふたりは森で木の実を拾っている、お兄さんに出会います。お兄さんは街でチョコレートのお店をやっている職人さんでした。
『さやかちゃん』くすのきしげのり[作] こばようこ[絵]
転校生のさやかちゃんに声をかけられた2年生のしゅうと君は、なんだかドキドキ。
さやかちゃんのことが気になって仕方がないけれど……。
初めて人を好きになる気持ちをみずみずしく描いた、ほっこりあたたかな気持ちになる絵本。
『じてんしゃ がしゃがしゃ』かさいまり[作] 山本久美子[絵]
誕生日に自転車を買ってもらったゆうたは、毎日がしゃがしゃ補助輪をつけて走ります。
お父さんといつか補助輪をはずす内緒の約束をしました。ところが、お父さんは仕事で遠いところに行ってしまいます。お父さんとの約束を守るゆうたは、友達が補助輪をはずして乗れるようになっても、お母さんが一緒に練習しようと言っても、補助輪をはずそうとしません。
そして、お父さんが帰ってきたゆうたは…。
『ぜったいいぬをかうからね』ローレン チャイルド
ぼくのいもうとローラは、まだちいさくて、てのかかるやつなんだ。さいきんはいぬにむちゅうで、いぬのはなしばっかり。でもいぬをかうなんて、ママとパパがぜったいゆるしてくれない。それなのに、いもうとはなんていったとおもう?「ぜったいいぬをかうからね!」いったいどうするつもりなんだろう?
『そらから ぼふ~ん』高畠那生
そらから「ぼふ~ん」と落ちてきたのは、巨大な巨大なホットケーキ! あまりにも大きくて、男は悩みます。これ、食べていいの…?
そうこうするうちに「トゥン」とおちてきたのは、バターの滝。つぎに「どっぷーん!」と落ちてきたのは、はちみつの洪水。はちみつだらけになった男は、なんとホットケーキの中へ…
『たぬきの花よめ道中』最上一平[作] 町田尚子[絵]
山の中にすむたぬきのあさぎり姉さんが、ニンゲンの大都会の中のたぬき村へお嫁いり。山にすむたぬきたちにしてみれば、都会のほうがへんぴな場所、「へき地」なのです。そんなところへお嫁にいくなんて…。いもうとたぬきは、とっても不安。はじめて見るものばかりの都会の中、ニンゲンにばけた、たぬきたちの珍道中。
『チトくんと にぎやかな いちば 』アティヌーケ[作] アンジェラ・ブルックスバンク[絵]
チトは、お母さんといちばへやってきました。いちばは、とてもにぎやか。いちばのひとたちは、好奇心いっぱいのチトに、バナナやオレンジ、割ったココナツやおかしなどをくれました。チトはひとつずつ食べると、のこりの食べものをお母さんの頭の上のかごに、ぽいっ。でも、お母さんは買いものをしていて、きづかなくて…? ちいさなチトといちばのひとたちのやさしさが心に響く、読み聞かせにぴったりの絵本です。
『でんしゃにのるよ ひとりでのるよ』 村せひでのぶ[作] 宮澤ナツ[絵]
ひとりでできるってきもちいい!おじいちゃんの住む町まで、はじめてひとりで電車に乗った主人公・はると。改札口や売店、ホーム…いつもの景色がなんだか違って見える―。
『のどぼとけさん』尾崎美紀[作] ささきみお[絵]
ひるねしているじいちゃんののどのおく。ぼくがみつけたのはなんとちっちゃなのどぼとけさん!いちにんまえのおとこになればでてくるらしい。のどぼとけがほしいぼくはいっしょにそとへしゅぎょうにでかけたけれど…。
『はじめての はじまり』中川ひろたか[作] 中野真典[絵]
朝がきて人々が活動をはじめる一日のはじまり、舞台や試合などの一大事の開幕、さまざまな生き物の誕生、そして産声からはじまる人生のはじまり――。
この世に生を受けたすべての人が経験する「はじめてのあれこれ」がたくさんつまった、大人も子どもも楽しめる絵本です。
『はなちゃん おとなになります』千葉智江
はなちゃんは近頃「おとなになるんだもん」が口グセ。「おとなになるには、いろいろできなきゃ」というお姉ちゃんにならって、お人形のリボン結びや、口笛の練習。そして、一人でバスに乗る練習も。バスの「おります」ボタンは、「おとなになります」ボタンに見えて、それを押せばすっかりおとなになれるはず、と、いよいよはなちゃんがボタンを押そうとした、そのとき・・・。
『ぼく ぱぐ』かなざわまゆこ
主人公のぱぐの感情が伝わってくる繊細な絵と心温まるストーリーが魅力。捨てられていたぱぐが、人にかわいがられている飼い犬を見かけ、憧れを抱く。しかし、その憧れは首輪へと向ってしまい…。あちらこちらで首輪を探し回るぱぐが最後に見つけたものは!?
『まちあわせは木のところ』牛窪良太
春も、夏も、秋も、冬も。動物たちが待ち合わせをするのは、いつだって、あの大きな「木のところ」。一年間の季節の移ろいを、美しく濃密なタッチで描き出します。楽しみながら、四季の変化に親しもう。
『やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ』なかやみわ
やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ (MOEのえほん)
“おいしくなるため、みんなでがんばるよ! ”
野菜の子どもたちが、おいしい野菜になるために通う「やさいのがっこう」。今回はながーい髪がチャーミングだけど、ちょっぴり不便で困っているとうもろこしちゃんが主人公。
野菜の子どもたちが知恵を出し合って、とうもろこしちゃんを助ける姿が楽しいお話です。
『やさしいたんぽぽ』安房直子[作] 南塚直子[絵]
日がくれて、だれもいなくなった春の野原に、女の子がひとり、たっていました。エプロンのなかには、しろいこねこが、ねむっていました。野原にすててきなさいと、おかあさんにいわれたのです。