※出版社HPに対象学年が載っていない本は、内容とページ数から推測して分類しています。
※新装版・復刻版・愛蔵版などは除いています。
※掲載は50音順です。内容紹介は基本的にAmazonから引用しています。
※児童文庫・絵本の新刊情報記事は一時的に更新を停止しています。
低学年
『うみのとしょかん ウミウシ はじめてのこい』葦原かも
うみのとしょかん ウミウシ はじめてのこい (どうわがいっぱい)
本好きのアオザメと、図書館員のヒラメが主人公。図書館にやってくる生きものたちの、4つの小さなおはなしに分かれています。
白いうみうしはそれまで中の良かった赤いうみうしを前にするとうまく話せなくなってしまって…(「こいするうみうし」)
『エレベーターのふしぎなボタン』加藤直子
マンションのエレベーターで、見たことのない、みどり色のボタンをおしたサキ。ドアがあくと、そこは森の中でした。灰色のネコにさそわれて、森の小道を歩いていったサキは、ふしぎなおばあさんに出会いますが…。
『大どろぼうジャム・パン―かげのない町』内田麟太郎
かげのない町は、光にあふれた町だった。しあわせだけでかなしみをしらない町。なまえもしあわせの町。だが、少年からとどいたさいごのメールには。―たすけて。大どろぼうジャム・パンはジープにとびのる。ネコのマリリンとけいしそうかんも。へんてこトリオは少年をすくえるか? 君のこころもジープにとびのる。
『オリンピックのおばけずかん ビヨヨンぼう』斉藤洋
オリンピックのおばけずかん ビヨヨンぼう (どうわがいっぱい)
「図鑑」という名前の童話、大好評「おばけずかん」シリーズの新刊です。
本書は前回大好評だった、オリンピックのおばけずかんの第2弾です。「ビヨヨンぼう」「マッハッハ」など9つのお話で構成します。
どのお話も、最後は必ず「だいじょうぶ」で終わるので、怖くても安心してください!
『がんばれ、アンズ! けいさつ犬になったトイプードル』鈴木博房
ころされそうになったトイプードルのアンズ。ひろわれて、シェパードのけいさつ犬のいる家にやってきました。「けいさつ犬になりたい!」とコツコツとくんれんをつづけ、けいさつ犬のしけんをうけることに。「あんな小さな犬にはむり」と、まわりはあきれます。アンズがけいさつ犬になれる日はくるのでしょうか。
『サラとピンキー サンタの国へ行く』富安陽子
クリスマスが近づく、ある日のこと。女の子のサラちゃんは、ブタのぬいぐるみのピンキー・ブルマーと、サンタさんのおてつだいに行くことにしました。でも、サンタの国ではたいへんなことがおきていたのです!
『図工室の日曜日 おいしい話に気をつけろ』村上しいこ
図工室の日曜日 おいしい話に気をつけろ (わくわくライブラリー)
今回は図工室のなかまたちのお話です。
かっぱおんせんのおばちゃんが、新しい絵を描いてほしいと、図工室のなかまたちに頼みにきました。おばちゃんは、「ロビーの絵を見たお客さんがちがう絵をみたいっていうから」とか「おふろやさんはにぎやかなほうがいいから」とか理由を説明しますが、図工室のなかまたちは、なんかへんだなあと感じていました。あれあれ、学校から帰っていくおばちゃんに、黒いサングラスをかけた男の人がふたり、近づいていくぞ……!?
『つっきーとカーコのけんか』おくはらゆめ
ねこのつっきーと、からすのカーコは赤ちゃんのころから大の仲良し。最近お気に入りの挨拶は、お互いの足の裏どうしをくっつけて「イエーイ」。ふたりはいつも、ささいなことでけんかしては仲直りしていましたが、ある日、つっきーのお父さんの話をきっかけに、かつてないほどの大げんかをしてしまい……。 気が付けばいつだって傍にいてくれる、そんな友だちの大切さをしみじみ感じる温かい童話です。
『二年二組のたからばこ』山本悦子
二年二組には「たからばこ」がある。でも、たからものがはいっているんじゃない。きょうしつの中で、たからくんのおとしものを見つけたらいれておくはこだ。
『のんのんとふしぎなクリスマス』森のくじら
「プレゼントはまだかなあ」クリスマスを待ちきれないのんのんが夜空を見ていると、大きな光とともに何かが落ちてきました。のんのん家族が光の方を探しに行くと、なんと正体は、そりに乗ったサンタさん! ?プレゼント倉庫の鍵をなくしてしまい、大あわてのようです。みんなで協力して鍵を探しますが、「ニセサンタ」も出てきて…。
『ぼくの、ミギ』戸森しるこ
ぼくたちは、ふたりでいっそく。ぼくのたいせつなミギを、かならず見つけてみせる。たいせつなきみを見つける小さなくつ下の大冒険。世界にひとりのだれかに贈りたい物語。
『みけねえちゃんにいうてみな』村上しいこ
この頃元気のないともくん。明らかにSOSが出ているのに、その理由を誰にも話せないでいるみたい。どうやら、学校の宿題「自分の名前の由来」のことで傷ついてしまっているようなのですが……。みけねえちゃん、出番です。
中学年
『あやめさんのひみつの野原』島村木綿子
「のはら ののはな ののはっぱ…」猫のキジオをひざにのせてじゅ文をとなえると、月の光を浴びて銀色に輝くひみつの野原にすわっていました。あやめさんの大切な思いを受け継いだかりんとキジオのふしぎな物語。
『学校へ行こう ちゃんとりん』いとうひろし
いつも一緒に学校へ行くちゃんとりん。今日も明日も一週間後も一年後も、ずっと同じように毎日学校に行くのかしら? 学校はきらいってわけじゃないけれど、このまま毎日毎日おなじように通うのもちょっとなぁ……そんな風に思った女の子ふたりが、朝、学校へ向かう道々考えた方法とは?
『グレッグのダメ日記 さすがに、へとへとだよ』ジェフ・キニー
グレッグのダメ日記 さすがに、へとへとだよ (グレッグのダメ日記 13)
今日はとても寒くて、朝学校まで歩くのが楽じゃなかったよ。なんとか気分をもりあげるために、冬の好きなことを思いうかべてみたけど、すこししか思いつかない。クリスマス以外は、ただ春がくるまでの、つらい毎日だ。
すごーくダメな少年・グレッグの毎日がえがかれたお話の第13巻です。
『たいせつな友だちとキラキラ☆オパール』アビー・ロングスタッフ
ティファニーは、薬屋の見習い魔女です。けれど、魔法の薬づくりは失敗ばかり…。ある日お店に、おなかがいたいという水の妖精がやってきました。どうやら、王国の川や湖で、おかしなことが起こっているようで…。水の妖精さん、魔法であなたを助けるからね!小さな魔女ティファニーの、ドキドキいっぱい魔法の物語・第2弾!
『転校生は忍者』もとしたいづみ
10歳になったしのぶは、忍者修行のため、田舎から東京のひいばあちゃんの家にやってきました。転校先では、自分が忍者だということは悟られてはいけないのですが、ついつい忍者のくせが出てしまい、反省する日々。そんなある日、友だちのあんりの色鉛筆がなくなる事件が発生します。しのぶは密かに犯人を捜し始めますが……。忍者の仲間に囲まれていたときには気づかなかった“人の気持ち”の大切さを感じられるようになっていく、しのぶの成長物語です。
『ねこの風つくり工場 工場長のひみつのおひるね』みずのよしえ
ねこたちが風をつくりだしている町外れの工場を舞台にしたお話、シリーズ第4作! たくさんのねこたちが「風つくり工場」でそれぞれのしごとについていますが、じつは家の中でくらすねこたちもこっそり内職の仕事を引き受けてくれています。その内職さんがどうしても作りたい風とは……。ゆかいだったり、切なかったり、さまざまな味わいの3話を収録。
『ひみつの妖精ハウス きょうは誕生日パーティー!』ケリー・マケイン
うれしくて、体がはちきれそう!あしたは、わたしの誕生日。なのに、大ショックなできごとと、とびきりすてきなことが同時にやってきて―! すごいよ! 妖精が誕生日パーティーをひらいてくれるなんて! 小さな魔法を信じる、女の子のための物語。
『百物語 怨みのとびら』日本児童文学者協会[編]
今宵の話は、強い念がこもったものばかり。強すぎる思いは、時に、その人を、また周囲をもまきこんでしまう…。ろうそくも、いつしか残り四十本。恐怖の影も、一話、一話大きくなっていく…読書の時間にぴったりの選りすぐりのホラー短編&ショートショート集。
『魔女が相棒? ねぐせのヤマネ姫』柏葉幸子
ある日、異世界に引き込まれたサヤ。呼んだのは頼りない落ちこぼれ魔女だった。一日だけ姫の身代わりを務めれば帰してくれるという。その城では、ケモノの呪いによって人間が皆ケモノに変えられていた。毎年チェックされるその人数が、今年は一人増えている。なぜ? サヤがその謎を解くことになるのだが……。
『名探偵テスとミナ 消えたかんむりのなぞ』ポーラ・ハリソン
ラバニア国のプリンセス・ミナと、メイドのテスは、まるでふたごのようにそっくり!
ふたりが親友だということは、お城のだれもが知っていること。でも、ときどき入れかわっていることは、トップシークレットで……。
お城で巻き起こる「消えた王冠」事件に、テスとミナがいどむ!
『リスの森ひっこし大作戦』リン・レイ・パーキンス
公園で出会ったリスが作者に話してくれた冒険物語。
タカにさらわれたジェドを追って、友だちのツツとチャイが助けにむかう。森の木の一部が切られていることを知ったリスたちは、大急ぎで故郷の森に引き返し、リスらしさを生かして皆を避難させようと知恵をしぼる。