※出版社HPに対象学年が載っていない本は、内容とページ数から推測して分類しています。
※新装版・復刻版・愛蔵版などは除いています。
※掲載は50音順です。内容紹介は基本的にAmazonから引用しています。
※児童文庫・絵本の新刊情報記事は一時的に更新を停止しています。
低学年~
『ウィリーのぼうけん』マーガレット・ワイズ・ブラウン
はじめて生き物を飼う喜びを描いた「ウィリーのどうぶつ」、新しい服についていたたくさんのポケットに入れるものを探す「ウィリーのポケット」、田舎町のおばあちゃんちまでひとりで歩いていく「ウィリーのおでかけ」の3話が入った童話集。自分で考え、自分で行動するウィリーと、そばであたたかく見守る大人たちが魅力的な作品。 [福音館書店]
『おおあたり! 』もとしたいづみ
福引き券をもらった、だいくんとまなちゃん。だいくんは3等の自転車、まなちゃんは5等のフルーツパーラーのチケットがいいなあって思っています。「あたりますように!」とねがいながら、ふくびきをひくと…!? [小峰書店]
『おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン! 』角野栄子
『クッキとシルバーキング』大塚静正
『こぶたのタミー はじめてのえんそく』かわのむつみ
しりたがり屋のこぶたのタミー。こんどは、えんそくへ? マキちゃんからは、「タミーは、おるすばんしてね」と、いわれたのですが、ねこのイップといっしょに、ひそかに山のてっぺんをめざします。道なき道のそのさきで…。 [国土社]
『どうぶつのかぞく アフリカゾウ よわむしトトといのちの石』如月かずさ
トトはまだキバもはえていない、弱虫であまえんぼの子ゾウ。大好きなお母さんやむれのみんなといっしょに、しあわせにくらしていましたが、あるときお母さんが病気でたおれてしまいます。
栄養ほうふな「いのちの石」があれば、お母さんをすくえるかもしれないときいたトトは、勇気をふりしぼって夜のサバンナに旅だちます。はたしてトトはぶじ「いのちの石」を手にいれられるのでしょうか……。 [講談社]
栄養ほうふな「いのちの石」があれば、お母さんをすくえるかもしれないときいたトトは、勇気をふりしぼって夜のサバンナに旅だちます。はたしてトトはぶじ「いのちの石」を手にいれられるのでしょうか……。 [講談社]
『どうぶつのかぞく カンガルー カンガルーがんばる! 』佐川芳枝
カンガルーのこども・ハリーは、おかあさんのふくろから出て、やわらかい草の芽を食べています。おかあさんのふくろの中は、あたたかいしミルクのいいにおいもして、しあわせな場所。
ある日、あかちゃんのディンゴとともだちになります。でも、このディンゴ、じつはカンガルーをおそう天敵なのです……。 [講談社]
ある日、あかちゃんのディンゴとともだちになります。でも、このディンゴ、じつはカンガルーをおそう天敵なのです……。 [講談社]
『どうぶつのかぞく ライオン レオ たいせつなゆうき』村上しいこ
レオとタオはライオンのこども。レオは女のこ。タオは男のこ。二頭は、おとうさんである王様ライオンと、おあかさんたち五頭のメスライオンと、そのこどもたちのむれでくらしています。
さいきん、おかあさんはふきげん。こどもをうむために、むれをはなれたメスのマライが、なかなかもどってこないのです。マライはどうしたのでしょう? しんぱいするレオたちでしたが……。 [講談社]
さいきん、おかあさんはふきげん。こどもをうむために、むれをはなれたメスのマライが、なかなかもどってこないのです。マライはどうしたのでしょう? しんぱいするレオたちでしたが……。 [講談社]
『どろだんご、さいた』中住千春
『やぎこ先生 いちねんせい』ななもりさちこ
春、山里の小さな小学校に「先生一年生」のやぎこ先生がやってきます。さっそく、入学したばかりの八匹の一年生子やぎたちと、ハラハラドキドキの一年がスタートしますが、事件をおこしてしまうのは、やぎこ先生ばかり。学校に着ていく服に悩みすぎて遅刻したり、夏休みの宿題を出し忘れてしまったり……。いつも校長先生にしかられてばかりのやぎこ先生ですが、そんなやぎこ先生の背中を見ながら、様々な個性をもった八匹の子やぎたちが元気にたくましく成長していきます。
こんな先生がいたらなあ、こんな学校があったらなあ、こんな友だちがいたらなあ、と思えてくる作品です。 [福音館書店]
こんな先生がいたらなあ、こんな学校があったらなあ、こんな友だちがいたらなあ、と思えてくる作品です。 [福音館書店]
『ゆきのひのだんまりうさぎ』安房直子
雪が降ってきました。雪がうれしいだんまりうさぎはシチューを作って、おしゃべりうさぎにあいたいなあと思って電話しようかどうしようか迷っているうちにおしゃべりうさぎがきてくれました。
表題作のほか、「だんまりうさぎは大いそがし」と「だんまりうさぎはさびしくて」の計3編を収録。安房直子の名作を絵童話で楽しむシリーズ、完結編。 [偕成社]
表題作のほか、「だんまりうさぎは大いそがし」と「だんまりうさぎはさびしくて」の計3編を収録。安房直子の名作を絵童話で楽しむシリーズ、完結編。 [偕成社]
中学年~
『アンバー・ブラウンのなつやすみ』ポーラ・ダンジガー
いよいよ、夏休みの始まり! あたし、アンバー・ブラウンは、パメラおばさんと初めての海外旅行にでかける。
アメリカから本物の飛行機で、ビューンとロンドンとパリに。ところが、ロンドンについたとたん…「チキン・ポックス」におそわれちゃった。えっ、「チキン・ポックス」って、なにって? みずぼうそうのことだよ!
さて、わたし、アンバー・ブラウンは、パリに行けたのでしょうか。 [文研出版]
アメリカから本物の飛行機で、ビューンとロンドンとパリに。ところが、ロンドンについたとたん…「チキン・ポックス」におそわれちゃった。えっ、「チキン・ポックス」って、なにって? みずぼうそうのことだよ!
さて、わたし、アンバー・ブラウンは、パリに行けたのでしょうか。 [文研出版]
『ガムじいさん、ドロボウはいけないよ!』アンディ・スタントン
町いちばんのきらわれ者・ガムじいさんは、肉屋のビリー・ウィリアム3世といっしょに、億万長者の〈しょうがパンマン〉からお金を横取りしようと計画する。〈しょうがパンマン〉が開いたパーティの当日、二人は作戦を決行。まんまんと全財産を手に入れるのだが……。
悲しみにくれる〈しょうがパンマン〉のために、勇かんな女の子・ポリーと友だちのフライデーは、お金を取り戻そうと、二人の行方を追いかけることに……。 [小峰書店]
悲しみにくれる〈しょうがパンマン〉のために、勇かんな女の子・ポリーと友だちのフライデーは、お金を取り戻そうと、二人の行方を追いかけることに……。 [小峰書店]
『子犬たちのあした』ミーガン・リクス
1940年、ロンドンで空襲が始まった。妊娠している犬のミスティは、爆撃におびえ、家から逃げ出して地下鉄の駅に逃げこみ、そこで2匹の子犬を産んだ。一方、ミスティを探す飼い主の少女エイミーは、動物愛護団体のメンバーと知り合い、犬の訓練に興味をもつようになる。賢い犬は、災害時の探索救護に役に立つはずだ…。地下鉄の駅で生まれた2匹の犬の成長を縦糸に、空襲下に生きるロンドン市民たちの日常を横糸に綴る、新たな視点の戦争児童文学。 [徳間書店]
『さらわれたオレオマーガリン王子』マーク・トウェイン
物語の舞台は、遠くはないがたどり着くことはできず、名前を発音するのが困難を極め、貧しい者はずっと貧しいままの国。ジョニーは、口が悪くろくでなしの祖父と、その国で貧しく不幸せな暮らしをしている。
ひょんなことから、動物と話せるようになったジョニーは、一匹のスカンクに誘われ、ユートピアのような場所で、動物たちと幸せに暮らし始める。そんなある日、王様からおふれが出た。行方不明になった王子、オレオマーガリンに関する有力な情報を提供したものには、賞金と王女を与えるというのだ。
スカンクがジョニーにたずねた。「賞金稼ぎたい?」実は、動物たちは王子の行方の重要な手がかりをつかんでいたのだ。ジョニーと動物たちは、その情報を携えて、一路お城をめざしたのだが……。 [福音館書店]
ひょんなことから、動物と話せるようになったジョニーは、一匹のスカンクに誘われ、ユートピアのような場所で、動物たちと幸せに暮らし始める。そんなある日、王様からおふれが出た。行方不明になった王子、オレオマーガリンに関する有力な情報を提供したものには、賞金と王女を与えるというのだ。
スカンクがジョニーにたずねた。「賞金稼ぎたい?」実は、動物たちは王子の行方の重要な手がかりをつかんでいたのだ。ジョニーと動物たちは、その情報を携えて、一路お城をめざしたのだが……。 [福音館書店]
『少女は森からやってきた』小手毬るい
『ねずみのモナと最高のおくりもの』ケイリー・ジョージ
ハートウッドホテルでメイドとしてはたらきはじめた、ねずみのモナ。冬眠まえのパーティーも終わり、静かにすごせるはずでしたが、わがままほうだいの公爵がやってきたり、なぞの侵入者にホテルの食料がうばわれたり…そして、ついに大事件が―!! [童心社]
『ふたご探偵2 消えた発明品の謎』ペニー・ワーナー
なぞ解きが大好きなライラと、手品が大好きなジェイクはあまり似ていないけれど、ふたごだ。2年前に姿を消した母親が、天才マジシャンの幽霊(!)ウォルドの屋敷をおとずれていたと知る。2人とも、同じ発明に取り組んでいたのだ!発明品をさがしだせば、母親が見つかるかもしれない―! だが、発明品をねらう者が、すぐそばまでせまっていた…。 [KADOKAWA]
『マジック・ツリーハウス 45 古代ローマ黄金のワシ』メアリー・ポープ・オズボーン
本の世界につれていってくれる魔法のツリーハウスで、ジャックとアニーは多くの国へ冒険に出かけていた。ある朝ふたりは、黄金のワシにみちびかれて、古代ローマの時代へタイムスリップ。そこでまっていたのは、世界最強といわれる勇猛な兵士たちだった―!! [KADOKAWA]
高学年~
『占い師のオシゴト』高橋桐矢
<占い師には、ぜったいにしてはいけないことが3つある>
ごくふつうの女の子、あかりには秘密がある。それは、親が占い師アルテミスだってこと!
しかし、ひょんなことから、クラスメイトの真夜に知られることになってしまう。占い好きの真夜は、アルテミスに弟子入りすることになるが、じつは隠された目的があって! ? [偕成社]
ごくふつうの女の子、あかりには秘密がある。それは、親が占い師アルテミスだってこと!
しかし、ひょんなことから、クラスメイトの真夜に知られることになってしまう。占い好きの真夜は、アルテミスに弟子入りすることになるが、じつは隠された目的があって! ? [偕成社]
『SFショートストーリー傑作セレクション 異次元篇』アンソロジー
初期SF作品から、親しみやすいショートショート・短篇を集めたアンソロジーシリーズ。 編者はSF・ミステリ評論家でアンソロジストの日下三蔵! 3冊目の異次元篇は、パラレルワールド、異世界ものの名作を収録します。
収録作品: 平井和正「次元を駈ける恋」 今日泊亜蘭「ケンの行った昏い国」 眉村卓「潮の匂い」 筒井康隆「母子像」 星新一「殉教」 [汐文社]
収録作品: 平井和正「次元を駈ける恋」 今日泊亜蘭「ケンの行った昏い国」 眉村卓「潮の匂い」 筒井康隆「母子像」 星新一「殉教」 [汐文社]
『お出かけは[13日の金曜日] (赤川次郎 ホラーの迷宮) 』赤川次郎
大学の寄宿舎で生活する15人の女子大生が、初秋の湖にキャンプに行くことになった。
その日はまさに「13日の金曜日」、有名なホラー映画と同じシチュエーションだったが、はたして湖では大事件が!(「お出かけは[13日の金曜日]」より)
膨大な赤川作品の中から怖いお話・不思議な読後感の作品を10 代の読者向けにセレクト。 [汐文社]
その日はまさに「13日の金曜日」、有名なホラー映画と同じシチュエーションだったが、はたして湖では大事件が!(「お出かけは[13日の金曜日]」より)
膨大な赤川作品の中から怖いお話・不思議な読後感の作品を10 代の読者向けにセレクト。 [汐文社]
『雲の中の家族 どんぐり三人童話集』大石美代子・菅谷よしのぶ・草谷桂子
静岡を拠点とする童話創作グループ「かしの木」で、40年前から創作を続けてきた3人。活動の集大成として9編を1冊にまとめた。
いくつもの愛らしい人形を作るむーおばさん、広場の楠の木を守り続ける喜十じいさん、いたずら同士の黒猫とボクのちょっとした冒険・・・。家族や友だち、周囲の人々との関わりから生まれる優しさや思いやりの心を子どもたちに伝えたいと丁寧に紡いだ。 [静岡新聞社]
いくつもの愛らしい人形を作るむーおばさん、広場の楠の木を守り続ける喜十じいさん、いたずら同士の黒猫とボクのちょっとした冒険・・・。家族や友だち、周囲の人々との関わりから生まれる優しさや思いやりの心を子どもたちに伝えたいと丁寧に紡いだ。 [静岡新聞社]
『こちらへそ神 異能少年団』奈雅月ありす
ぼくは天我通奏。この村の異能四家の筆頭である家に、「異能の証」である小石を手に握って生まれた。だけど、いまのところ、ぼくに目立った能力はあらわれていない。筆頭のくせに、とみんなから冷たい目で見られて、自分でもちょっとなさけない。でも、この夏、ぼくら異能の子どもたちに、とんでもない出来事が起こったんだ―。 [ポプラ社]
『ナイスキャッチ! V 』横沢彰
こころがキャプテンになって、初めての公式戦である新人戦が始まった。相手は、ひと月前の練習試合でこてんぱんにやられた東中だった。
「負けられない」哲平の放った球は鋭い回転で空気を切り裂き、重い音を響かせた。0対0で迎えた中盤、快調だった哲平の投球に違和感を感じたこころは――。好評のシリーズ最終巻! [新日本出版社]
「負けられない」哲平の放った球は鋭い回転で空気を切り裂き、重い音を響かせた。0対0で迎えた中盤、快調だった哲平の投球に違和感を感じたこころは――。好評のシリーズ最終巻! [新日本出版社]
『バドミントン★デイズ』赤羽じゅんこ
「知ってる? 奇跡っておこそうとした人にしか、おきないんだって。」
「ムリムリムリ」が口ぐせで弱気な美優、負けず嫌いで、勝負にこだわるくるみ、受験のために部をやめることをいいだせないナノ、ほっとかれるのが好きという不思議ちゃん、理音。
ばらばらだった4人が、ホームポジションをみつけるまでの物語。 [偕成社]
「ムリムリムリ」が口ぐせで弱気な美優、負けず嫌いで、勝負にこだわるくるみ、受験のために部をやめることをいいだせないナノ、ほっとかれるのが好きという不思議ちゃん、理音。
ばらばらだった4人が、ホームポジションをみつけるまでの物語。 [偕成社]
『ぼくは本を読んでいる。』ひこ・田中
うちの「本部屋」で見つけた、両親のどちらかが小学生のころに読んだ本。どうしてだかぼくは、それを親に隠れてこっそり読みたくなった―。
『小公女』から読み始めたルカは、登場人物たちにツッコミを入れつつ、父親にスマホを与えてくれない理由を聞きつつ、幼なじみや転校生と日々の雑談をこなしつつ、はてさて、本を最初から最後まで読み通すことができるのか? ありそうでなかったひたすら「読書する」物語。 [講談社]
『小公女』から読み始めたルカは、登場人物たちにツッコミを入れつつ、父親にスマホを与えてくれない理由を聞きつつ、幼なじみや転校生と日々の雑談をこなしつつ、はてさて、本を最初から最後まで読み通すことができるのか? ありそうでなかったひたすら「読書する」物語。 [講談社]